Dami's Endless Journey

終わりのない英語学習の旅を綴るブログに模様替えしました

弾丸金沢ツアー(3) - 金沢はレンタサイクルで

こちらの続きです。 

dc-anfa.hatenablog.com

明けて日曜日になりました。前日は、ホテルの部屋で加賀百万石まつりの生中継を見た後は、特にこれと言ったこともなくだらだらと過ごしてしまったので、この日は金沢観光を満喫します。

 

レンタサイクルは便利すぐる

ホテルは駅のすぐ前にあったので、前日のうちに観光地を回るバスの存在などはチェック済でしたが、それらには見向きもせずに金沢駅の高架下にある駐輪場に向かいます。理由は、金沢市でやっている「まちのり」というレンタサイクルを借りるためです。前日は、加賀百万石まつりで貸し出しを中止していたのですが、この日は2カ所を除いて通常営業中とのことでした。

しかも、Webサイトを見れば、各駐輪場ごとの駐車中の台数がリアルタイムで分かるのがイイですね。自分も時々リフレッシュしながら、19番スポット(金沢駅B)の台数を見て残りが10台を切った午前9時頃にホテルを出て駐輪場に向かうことが出来ました。

www.machi-nori.jp

必要なのは、クレジットカードとパスモなどのICカード。クレジットカードを使わない場合だったり、ICカードとは別の専用カードを買う場合は事務局で手続きする必要があるそうです。ICカードという意味では、海外からきた観光客の場合は、少し敷居が高いかも知れないですね。

駐輪場に到着すると、台数はさらに減って5台ほどになっていましたが、駐輪場に置いてある専用の機械で、ICカード(自分が普段使っているパスモ)とクレジットカードを登録。それが終わると、ICカードを駐輪機にかざすだけで、ロックが外れて自転車を取り出すことが出来ます。

市内の道路も自転車に優しい感じです。

実質200円で乗り放題

自転車を取り出して出発です。こんな感じで市内各所に駐輪場があるので、自分の行きたい場所の近くにある専用の駐輪場を見つけて駐輪します。主立った観光地のそばには、ほぼ必ずあります。

ちなみに、1回の利用が30分以内であれば、1日200円で乗り放題。つまり駐輪場から自転車を取り出して、それを(別の)駐輪場にガチャッと入れるまでの時間が30分以内ならOK。そこで観光して、戻って来てから自転車を取り出し別の場所に向かって30分以内の移動を繰り返せば1日200円で済んでしまうのです。これは使わない手はない。

ただ写真を見ると、一番右側の自転車のかごに荷物が入ったままです。他の人に乗られたくないからなんでしょうけど、これはルール的には正しくないですよね。。。ちなみに、専用のカギも付いているので、駐輪場のない場所に自転車を止めておくこともできます。その場合は、移動時間にカウントされてしまいますが。

で、観光は? 

まず最初に向かったのはひがし茶屋街です。

そこから、徒歩で橋を渡って主計町茶屋街へ。

前日もそうでしたが、この週末は加賀百万石ツーデーウォークなるイベントが開かれており、市内各所でこんな感じでおそろいのゼッケンを付けた人たちをたくさん見かけました。

その後、先ほど自転車を止めた駐輪場に戻って、兼六園まで自転車で移動します。もちろん移動は30分以内。兼六園にも駐輪場があるのですが、少し場所が分かりにくいですね。

なんとこの日の兼六園は無料開放!兼六園と言えば、このアングルですね。

この写真だと分かりませんが、至る所に生えているコケがすごいきれいでした。それは今の時期(6月)だからであって、下の写真を見れば分かるように秋には紅葉できれいになるだろうし、春なら桜、5月中ならつつじ、冬なら雪景色てな感じで一年を通じてきれいなんだろうなと想像をかき立てられました。

さすが日本三大庭園だなぁと変に感心して書いたコメントがこちら。

「若いときは全然気にしなかったけど、オッサンになって最近になって季節を感じさせるモノが好きになってきた」 

・・・日本語にすると全然風情を感じませんね(笑)。

兼六園の次は、その隣にある金沢城を訪れます。ここは自転車必要ないですね。

お祭りウィークだけあっていろいろな催し物が開かれていますね。ここでは弓道大会が開かれていました。

その後、金沢城側から尾山神社に入ってお参りして神社の正面に出ます。自分が持っていた地図には、尾山神社の前に6番という駐輪場があるはずなのですが、見当たりません。この日は運用中止している駐輪場の1つだったんですね。確かに地図を見ると、その日はたくさんの出店が出ていた場所にあります。

 

さあ昼飯を食おう

自転車はないものの、近江町市場まで歩いて向かいます。地図を見ると歩けない距離ではなさそうだというのはすぐ分かりました。

賑わっていますね。どこのお店も結構待っている人がいますが、こういう観光地の場合、お一人様だと結構早く座れちゃうことが多いんです。なんて1つのお店で待っていると、5分も経たずに名前が呼ばれました。

昨日の寿司で次の日に海鮮丼て。。。たまにはこんな日があっても良いんです(笑)

ここも回転寿司ではないのですが、注文はタッチパネル式でした。

でも下に老眼鏡があるのが何とも言えないですね。そこまでハイテクに拘るならズーム機能付ければ良いのに。。。

最後にもう1カ所ができるのは自転車ならでは 

昼食を食べ終わったのですが、帰りの新幹線にはまだ時間があります。もう1カ所ぐらい回れるなという事で、先ほど見た金沢城の近くにある21世紀美術館に行ってみることにしました。これがバスやタクシーなら同じ路を戻るのが嫌で諦めちゃうところですが、近江町市場の脇にも例の駐輪場があるので、再び自転車に乗って移動します。

もちろん移動は30分掛かりません。

ここの美術館、現代アートという自分には縁もゆかりもないものなのですが、この謎のプールは理屈抜きで面白いですね。

 

最後に美術館のベンチでゆっくりしながら、27年ぶりの大糸線と言い、前年スルーせざるを得なかった金沢を駆け足で巡ることが出来て良い旅だったなぁと感慨に浸ります。

そろそろ良い時間になってきたので金沢駅まで自転車で帰って、今朝ピックアップしたのと同じ駐輪場に自転車を返却して終了。今回の中では最長の移動時間ですが、それでも30分には悠々収まりました。

帰りは新幹線でビューンと帰ります。やはり弾丸の旅には飛行機or新幹線が必須ですね。

ものすごい長文となってしまいましたが、これで金沢の旅は終わりです。

(おわり)

 

 

 

 

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