Dami's Endless Journey

終わりのない英語学習の旅を綴るブログに模様替えしました

弾丸特別編 伊豆日帰り(2) - ルートはどうなった?

 こちらの記事の続きです。

dc-anfa.hatenablog.com

ルート取りが決まらないまま、当日の朝になっていました。雲見をどう入れ込むか、あるいは完全スキップするのか。結論が出ないまま家を出発します。

 

気を取られすぎて・・・そしてルート決定

新宿駅にやってきました。ただ、ルートの話を考えすぎて、Swarmが入っている端末を家に忘れてきてしまいました。なので、ツイートからはここにいる感が伝わって来ませんね。。。 

迷宮新宿駅の5・6番線ホームという、最も分かりにくい場所にあるところからスーパービュー踊り子号は出発しました。これは車内の様子ですが、窓が大きくて景色がよさげです。もちろん海側(進行方向に向かって左側)の座席を押さえておいたのは言うまでもありません。

さて、ルート問題について、決着を付ける時がやってきました。迷ったときは、優先度を付けて考えるしかないのです。まず、下田周辺の有名どころ(下田公園のあじさい、ペリー総督上陸記念碑)は外さない。雲見に行くバスが13:00発なので、それまでに下田駅に戻って来れなかったら、そのまま下田周辺を散策。これを基準に考えます。

13:00のバスに乗ると、雲見に到着するのは14時過ぎ、その次の松崎行きのバスは16:00発で、さらに松崎で1時間近く待たなくてはなりません。すると、果たして雲見で2時間近く必要だろうか?松崎でさらに1時間待つのはあまり意味がないんじゃないだろうか?と思い始めたのです。

もちろん雲見温泉の風景を自分の目で見たい。ただ地図を見るとバス路線は温泉街をぐるっと取り囲むように走っていて、おそらく温泉街を見下ろすような位置関係のように見えました。少なくとも車窓からは見えるはずだと。

そこであらためてバスの時刻表を見ると、雲見を素通りして松崎に向かうと、そこで10分程度の乗り継ぎ時間で下田行きのバスに接続する事が分かりました。しかも、このスケジュールで行くと、下田で乗れる踊り子号は池袋行きなので、新宿まで乗換なしで帰れます。

ようやく結論が出ました。

 

あじさいとあじさい

11時22分、伊豆急下田駅に到着しました。 ホームにはあじさいが飾られており、やはり6月ならではという感じですね。

口では、下田周辺を散策して13時までに戻れたら雲見に行くと言ってみたものの、心の中では確実に13時までに駅に戻ってくる心づもりで駅前を出発します。

ひとまずペリー上陸記念碑を見てから下田公園を回ろうと思っていたのですが、気がついたら先にペリーロードにやってきていました。

下田と言えば、なまこ壁が有名とのこと。確かに、あとでバスに乗ったときも古そうな民家になまこ壁の藏があるという家を車窓から何軒も見かけました。

こういう街並みを見るとやっぱりホッとしますね。気がつけば下田公園の裏側に来ていました。やはりペリーの碑を見て、下田公園に正面から入って、ペリーロードに出てくる人が多いようで、人の流れに逆行するような感じで公園に入っていきます。

出発当日の朝もテレビでやっていましたが、下田公園はあじさいのピークで、ホントに斜面一面にあじさいが広がっている様子は圧巻でした。説明は良いですね。とにかくあじさいを見ましょう。

数は多くありませんが、白いあじさいというのは初めて見ました。

公園から街を眺めます。房総半島と比べると全体的に地形が険しいのは電車に乗っている時から気がついていましたが、下田が天然の良港といわれる所以も、こうやって見るとよく分かりますね。

 

いざ彼の地へ 

下田公園を正面出口側から出て、ペリーの上陸記念碑を見てから徒歩で下田駅に戻ります。バスの出発時間までは40分ほどありますが、その間に昼を食べれば丁度良いぐらいになるハズだと思っていました。ところが思ったより時間がかかり、駅前に戻ってきたときは、バスの出発まで15分ぐらいしかなく、結局地のものでも何でもなくマクドナルドで昼食となってしまったのは、少し時間の読みが甘かったかも知れません。

発車3分ほど前にバスに乗り込みます。乗客は地元の高校生らしき数人程度でガラガラ。バスのルートは、南伊豆町を経由して西伊豆の海岸線を北上しながら堂ヶ島に向かうというもので、バス会社のホームページによると1日1往復しかないようです。

バスが南伊豆町内を通っている間に乗客は自分だけになっていました。バスはさらに進み西海岸に出てきました。

連発すると安っぽい感じがしますが、海岸線が美しい。あと水の透明度も全然違います。

これだけで、このバスに乗って良かったなと思えるほどでした。さらに進むと、ついに雲見温泉というバス停の名前がコールされます。素通りを決め込んでいたものの、街並みを目に焼き付けておこうと気持ちの準備をします。

地図で見ていたとおり、街の周囲をぐるっと見下ろすような感じでバスは通り過ぎてきます。辛うじて撮れた写真がこちら。

 

町の雰囲気は確かに記憶の通りでしたね。

当時の薄れつつある記憶では、旅館は川沿いにあって、えんじ色っぽい瓦葺きに壁面は黄色のような赤っぽいような塗装がされていたのですが、あれから30年近く経っているので、外壁も再塗装されているだろうし、そもそも建物だって建て替えられている可能性があるので、見ただけではこれだ!というのは分かりません。名前に「くじら」という名前が付いていたような気がするのですが、同じ雲見にある「くじら館」と混同しているのかもしれません。

 

そして慌ただしく帰京

雲見温泉から20分ほどで松崎に到着し、ここでバスを乗り換えて下田に向かいます。ここに来るのに1時間半ぐらいかかっていますが、戻りのバスは山を越えていくので約’50分ほどで下田に帰れます。

15時40分少し前に下田に到着です。帰りの指定席も、発車直前であっても海側の窓側を普通に取れました。昼においしいものを食べ損ねたので、おみやげに金目鯛の干物や煮魚を買い込んで列車に乗り込みます。

梅雨時なので、あまりはっきりは見えませんが伊豆諸島の島々が車窓から見えます。

これは、伊豆大島。房総半島側からもよく見ているので見慣れた形ですね。

これは利島。

この少し長いのは新島。さらに右に式根島が見えるとアナウンスしていたのですが、写真では判別難しいですね。。。

日帰りと言うことでかなり慌ただしい旅ではありましたが、一応見たいモノはすべて見れた事を考えれば、目的達成と言って良いでしょう。

午後7時少し前に新宿に帰ってきて今回の日帰り弾丸ツアーは終了です。

(おわり) 

 

 

ことりっぷ 伊豆 (国内 | 観光 旅行 ガイドブック)

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 伊豆と関係ないけど、武蔵小杉の発展ぶりに驚いたので、こちらの本も。

武蔵小杉食本 (ぴあMOOK)

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